こんにちは、アラカンぼっちトラベラーのヴィオラです。
今日こそは!
少し間が空いてしまった「秋田ひとり旅」の続きをお届けします。
今回からは、今回の秋田旅で私がとても楽しみにしていた
秋田内陸縦貫鉄道、通称「秋田内陸線」の旅です。
書きたいことも、見ていただきたい景色もたくさんあるので、
前編・後編の2回に分けてご紹介したいと思います。
秋田内陸線とは?
秋田内陸線は、
秋田県仙北市の角館駅から北秋田市の鷹巣駅までを結ぶ、
全長94.2kmのローカル線です。
田園風景から山あい、渓谷へと移り変わっていく車窓が魅力で、
公式サイトでも沿線の田んぼアートやおすすめ車窓スポットなどが紹介されています。
いわゆる「移動するためだけの鉄道」というより、
列車に乗っている時間そのものを楽しみたくなる鉄道。
そんな印象を受けました。
今回の私には、まさにぴったりです。

この列車に乗るために角館に泊まりました
実は私、
この秋田内陸線に乗るために角館に宿を取った
と言っても過言ではありません。
それくらい楽しみにしていました。
ところが旅の途中で、
まさかの足を挫くというアクシデント。
「せっかくここまで来たのに・・・」
という気持ちはもちろんありました。
だからといって、
無理をして歩けなくなってしまっては元も子もありません。
そこで、
秋田内陸線には乗る。 でも、駅から遠い場所まで歩く観光はしない。
そんなふうに予定を変更することにしました。
若い頃なら「せっかく来たんだから!」と
無理をしていたかもしれません。
でもアラカンの旅は、無理をしないことも大切。
予定どおりに全部回ることよりも、
今の自分の体調に合わせながら旅を楽しめれば、
それで十分です。
9時半近くの列車で角館駅を出発
始発列車に乗ることも考えましたが、
時間がかなり早め。
足の状態も考え、
この日は無理をせず9時半近くの列車で出発することにしました。
目指すは終点の鷹巣駅。
途中下車もしながら、
最終的には鷹巣まで行って角館へ戻ってくる予定です。
そこで購入したのが、
「秋田内陸ワンデーパス(全線タイプ)」。
角館〜鷹巣間を1日自由に乗り降りできる乗車券で、
現在の大人料金は2,500円です。
私のように、
「途中の駅でも降りてみたい」
という旅には、とても使いやすい切符です。

クレヨンしんちゃんのヘッドマークがお出迎え
ホームで待っていたのは、かわいらしい1両編成の列車。
そして列車の前には、
「クレヨンしんちゃん」のヘッドマーク!
思わずカメラを向けてしまいました。
秋田内陸線では2026年、
「クレヨンしんちゃん」のラッピング車両運行やオリジナル観光案内放送などの企画も行われています。
ローカル線らしい素朴な車両に、しんちゃん。
なんともかわいらしい組み合わせです。
さあ、念願だった秋田内陸線の旅が始まります。

車窓を眺めているだけでも楽しい秋田内陸線
角館駅を出発すると、
窓の外には秋田らしいのどかな風景が広がります。
田んぼの中を走ったかと思えば、
次第に山が近くなり、川や渓谷が現れる。
景色がどんどん変わっていくので、
窓の外を眺めているだけでも飽きません。




途中では田んぼアートを見ることもできます。
秋田内陸線公式サイトでも、
田んぼアートは沿線観光のひとつとして紹介されています。

さらに、ワンマン列車ならではの運転士さんの案内や、
車内モニターからの観光案内もありました。
ただ目的地へ運んでくれるだけではなく、
「この沿線を楽しんでくださいね」
という気持ちが伝わってくるようです。
こういう列車、大好きです。
車内には同世代のひとり旅の方も
この時期はちょうど「大人の休日倶楽部パス」の利用期間でもありました。
そのためでしょうか。
車内には私と同世代、
あるいは少し先輩と思われる方が多くいらっしゃいました。
そして意外と目についたのが、
ひとりで列車旅を楽しんでいる方。
もちろん私も、その一人です。
誰かと一緒の旅も楽しいけれど、
好きな景色を好きなだけ眺めて、
降りたい駅で降りて、
疲れたら予定を変更する。
そんな自由があるのが、ひとり旅のいいところ。
同じように一人で車窓を眺めている方を見ると、
なんとなく勝手に仲間意識を感じてしまいます。
阿仁合駅で途中下車
列車が阿仁合駅に到着すると、
乗っていた方の半分くらいが降りていきました。
私もここで途中下車します。

阿仁合駅は秋田内陸線の中でも主要な駅のひとつ。
駅で少し買い物をしたり、のんびり駅を見て回ったり。
そして、少し早めのランチをいただくことにしました。
向かったのは、阿仁合駅の中にある
「里山レストラン&カフェ こぐま亭」です。

「だまこ鍋」のはずが・・・今日のおすすめは冷麺!
事前にインターネットで調べていた時に気になっていたのが、
秋田名物の「だまこ鍋」。
「ここで食べられるんだ!」
と楽しみにしていたのですが、
この日のランチメニューにはありませんでした。
あとから確認すると、
だまこ鍋は季節や曜日などによって提供されるメニューで、
いつでも食べられるわけではないようです。
現在の公式案内でも冬の味覚として紹介され、
土日限定となっています。
旅では、こういうこともありますよね。
そこでお店の方に、
「今日のおすすめは何ですか?」
と聞いてみました。
するとおすすめされたのが、
なんと「冷麺」!
秋田まで来て冷麺?
・・・と一瞬思ったのですが(笑)、
おすすめなら食べてみましょう。
予定していたものとは違いましたが、
こういう偶然も旅の楽しみ。
「絶対これを食べる!」
と決めすぎないほうが、
思いがけず楽しい出会いがあったりします。

駅員さんの営業トークに負けました(笑)
秋田内陸線では、旅の記念になる切符なども販売されています。
私はもともと、
「途中下車した駅のものだけ買おう」
と思っていました。
・・・思っていたんです。
ところが阿仁合駅の駅員さん。
営業がお上手(笑)。
あれこれ見せていただいているうちに、
「これもいいですね」
「じゃあ、こっちも・・・」
となりまして。
気がつけば、
途中下車していない駅の分までいろいろ買っていました。
また旅の記念品が増えてしまいました。
こういうものって、
家に帰ってから見返すのも楽しいんですよね。
まあ、これも旅先でのお楽しみということで。

次回は「阿仁前田温泉駅」で途中下車
念願だった秋田内陸線。
実際に乗ってみると、
派手な観光スポットを次々と巡る旅とはまた違う、
ゆっくり流れる時間そのものを楽しめる鉄道旅
でした。
そして今回の旅では、
足を挫いてしまったことで予定を少し変更しましたが、
それでも十分楽しむことができました。
「予定どおりに行かないから旅は面白い」
最近、本当にそう思います。
後編では、
「阿仁前田温泉駅」で途中下車した時のひとときを中心にお届けします。
駅の名前に「温泉」と付いていると、
やっぱり気になりますよね。
さて、私はそこで何をして過ごしたのでしょうか。
次回もお付き合いいただけたら嬉しいです。


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