こんにちは、アラカンぼっちトラベラーのヴィオラです。
会津ひとり旅の連載、第2回目。
今回はコンサート会場へ向かう前に、
郡山の街をゆっくりと散歩してきた時のお話です。
観光地を巡るというよりも、
「今の自分のペースで歩く」
そんなひとときを共有させてください。

歴史を感じる静寂の場所「高嶽山如寳寺」
郡山の中心部を見渡す高台に、ひっそりと佇むのが高嶽山如寳寺です。
奈良県桜井市にある 長谷寺 を本山とする真言宗のお寺で、ご本尊は大日如来。
境内はおよそ一万坪と広く、歩いているだけで気持ちがすっと落ち着いていきます。
平安時代の古瓦や鎌倉時代の石碑など、さりげなく残る歴史の痕跡。
派手さはありませんが、その分、静かに時間と向き合える場所でした。
創建は西暦807年。
この地を治めていた虎丸長者が馬頭観音像を授かり、
祀ったことが始まりと伝えられています。
長い年月の中で戦乱もあったそうですが、
それでも守られてきたこの場所には、
不思議と「揺るがない安心感」がありました。

昭和の空気に包まれる喫茶店「ボン」
如寳寺を後にして立ち寄ったのは、
昭和の面影を色濃く残す喫茶店「ボン」。
(所在地:福島県郡山市堂前町26−17 高田コーポ)
最近のカフェとは違い、どこか懐かしくて落ち着く空間です。
扉を開けた瞬間、時間の流れがゆっくりになるような感覚がありました。

歩いたあとの一杯が、こんなにも美味しい
席に座り、「ミックスサンド」と「アイスコーヒー」を注文。
郡山駅から思った以上に歩いていたので、
この一杯のアイスコーヒーが体に染み渡るようでした。
ミックスサンドは、野菜とハムがたっぷり。
シンプルなのに満足感があり、どこか懐かしい味わいです。

人のぬくもりと、自分の時間
店内には常連らしき方々がいて、女主人との会話が弾んでいました。
そのやり取りがとても温かくて、
聞いているこちらまで、ほっとするような空気。
そんな中、私は一人、旅ノートをめくる時間。
にぎやかな会話をBGMにしながら、
自分だけの時間に浸る——
これこそ、ひとり旅の醍醐味だと感じました。

店に息づく“時間”の重み
ふと店内を見ると、昔の二眼レフカメラが数台飾られていました。
おそらくご主人の大切なコレクションなのでしょう。
この喫茶店の空気に、さらに深みを与えているように感じました。

そして旅の目的地へ
ゆったりとした時間を過ごしたあと、
いよいよ今回の旅の目的地へ。
けんしん郡山文化センター(旧:郡山市民文化センター)でのコンサートです。
喫茶店の余韻を胸に、少し軽くなった足取りで会場へ。
このあとの時間が、どんなひとときになるのか——
そんな期待を感じながら、歩みを進めました。
まとめ
おしゃれなカフェも素敵ですが、
アラカン世代の私にとっては、
こうした昭和レトロな喫茶店に、自然と心が惹かれてしまいます。
旅の途中で出会う、こうした一軒。
それは観光地以上に、
あとから思い出に残る大切な時間になるのかもしれません。
最近は、どこか懐かしさを感じるものに触れると、
ほっと心がゆるむことが増えました。
少し疲れているのかもしれませんが、
それもまた、今の自分にとって必要な時間なのだと感じています。



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