善光寺を巡る旅:アラカン女子が見て、感じた歴史と魅力

ひとり旅

こんにちは、アラカンぼっちトラベラーのヴィオラです。
今日は、前回からの続きで
約1400年の歴史を誇る日本を代表する
長野市の中心に佇む善光寺を訪れた時の
私なりの体験や感じたことをお伝えします。

本堂[国宝]

善光寺の象徴である本堂は、1707年に建立された国宝指定の木造建築。
日本で4番目に大きな本堂として知られ、
その形が鐘を叩く撞木(しゅもく)に似ていることから「撞木造り」と呼ばれています。

仁王門、仲見世通り、山門を潜り抜けて目の前に現れた本堂は
あまり大きさは感じなかったものの、
存在感はとても重く感じました。
よくテレビなどで本堂の姿は目にしていましたが、
実際に目にすると大きさの感じ方が違ってきます。

びんずる尊者

本堂に入るとすぐに目に入るのが「びんずる尊者」。
300年以上撫でられ続けてツルツルになったその姿は、
信者たちの祈りの証。
自分の悪い箇所と同じ部分を撫でると癒しのご利益があると言われています。

私も参拝者の方々の後に続き、このびんずる尊者のお姿を撫でさせてもらいました。
このお年頃ですと痛いところばかりなので全身撫でたいところでしたが、
特に痛みの強い、肩と膝は忘れずに撫でてきました。
頭もどうにかしたかったので、次回は忘れずに頭を撫でてきたいですね。

御本尊

善光寺の御本尊は「一光三尊阿弥陀如来」と呼ばれる特別な仏像。
中央に阿弥陀如来、
両脇に観世音菩薩と勢至菩薩を配した「善光寺式阿弥陀如来像」として有名です。
仏教伝来時に渡来した仏像の一つとされ、
絶対秘仏のため普段その姿を見ることはできませんが、
瑠璃壇の奥に静かに安置されています。

お戒壇巡り

本堂の最奥にある「お戒壇巡り」は、
暗闇の中を手探りで進むスリリングな体験。
途中で触れる「極楽の錠前」は御本尊と結ばれており、
直接ご縁を結べると言われています。

スリリングどころか足元ばかり気になって
「極楽の錠前」に触れたかどうかもわかりませんでした。
本当に真っ暗な中なので足元に不安がある中歩いていきました。

山門(三門)[重要文化財]

1750年に建立された山門には、
「善光寺」の文字に五羽の鳩が隠された
「鳩字の額」がかかっています。
上層部は拝観可能で、文殊菩薩や四天王像が安置されているほか、
回廊からは長野市街や本堂を一望できます。

山門から回廊までは勾配の大きい階段を登りますが、
正直、足腰に不安を抱えている人はやめておいた方がいいと思います。
というのも、登る時はまだいいのですが、
問題は下りです!
はっきり言って怖いです!
私より年齢層の高いご婦人は怖がって降りられないと言っていました。
自分が降りるだけで精一杯だったので、
とても手助けなどできません。
回廊からの眺めは、YouTube動画で是非ご視聴いただければと思います。

経蔵[重要文化財]

1759年建立の経蔵は、八角形の輪蔵が特徴。
中には一切経が収められており、
輪蔵を回すことで全ての経典を読んだのと同じ功徳が得られると言われています。

輪蔵を回す順番待ちをしていた時、私の前の人たちは6人で回していたので
クルクルと回っていました。
いざ、自分一人で回そうと思ってもびくともしません!
私の後に一人女性の方が加わってやっと動きました。
一周した時は、なんとなくホッとしたものです。

仲見世通り

本堂へ続く石畳の仲見世通りには、
お土産やグルメを楽しめる商店が立ち並びます。
通りには7,777枚の石畳が敷かれており、
旅の思い出にふさわしい散策スポット。

仲見世通りは浅草、浅草寺の仲見世通りを思わせるほどの賑わいを見せていました。
見るだけでも楽しく、グルメももちろん楽しめるところです。
私は「三福だんご」の「味噌くるみ」味をいただきました。
食べ応えがあってとても美味しかったですよ。

まとめ

善光寺はその歴史的価値と美しさだけでなく、
訪れる人々に安らぎと発見を与えてくれる特別な場所です。
次の旅の候補地として、ぜひ訪れてみてください!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今週末にはまた次の旅に出ます!

所在地

〒380-0851 長野県長野市大字長野元善町491-イ
TEL:026-234-3591(代)
窓口営業時間:9:00~16:30

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