こんにちは、アラカンぼっちトラベラーのヴィオラです
今回のブログでは、
【東北日本海ロングドライブ】2日目の最後に立ち寄った
深浦町・千畳敷をご紹介します。
実はここ、夏の「大人の休日倶楽部」の旅でも訪れた場所でした。
あの時は、レンタカーのナビ入力を“十三湖”とするはずが、
うっかり“十二湖”と入力してしまい、
「え?この道で合ってるの?」と半信半疑で走っていたら…
偶然たどり着いたのが千畳敷でした。
今回は秋。
本当は素通りする予定でしたが、
「夕暮れ前の千畳敷はきっと夏とは違う顔を見せてくれるはず」
そんな気まぐれ心に背中を押されて、
急遽寄り道することにしました。
千畳敷(せんじょうじき)とは?名前の由来
青森県深浦町にある「千畳敷海岸」。
その名の由来は、
津軽藩6代藩主・津軽信敏(のぶとし)公がこの地を訪れた際、
「まるで千枚の畳が敷き詰められたようだ」
と驚嘆したことから名付けられたと言われています。
実際に目の前に広がるのは、
日本海の荒波に削られて生まれた、広大な平らな岩畳の景観。
波の気配・潮の音・風の冷たさが一体となり、
まさに“自然の力が作り上げたステージ”といえる風景です。
千畳敷の魅力と背景
千畳敷の見どころは、ただの“岩場”では語り尽くせません。
ここには長い年月の物語が刻まれています。
⬜︎ 千畳敷の地形ができた理由
• 約1,200万年前の海底溶岩が隆起して形成
• 日本海の波によって長い時間をかけて平らに削られた岩畳
• まるで自然が作った巨大な芸術作品のような地形
⬜︎ 映画やCMのロケ地にも
夕暮れ時は格別で、
光が岩畳に反射して広がる表情の変化がとても美しい。
心が静まり、時の流れをふっと忘れてしまいます。
⬜︎ JR五能線からも見える絶景スポット
千畳敷駅は観光列車「リゾートしらかみ」も停車する人気スポット。
車窓からもその岩畳の広がりが見え、
鉄旅好きにもたまらない場所です。
千畳敷の基本情報(Access & Info)
• 名称:千畳敷海岸
• 所在地:青森県西津軽郡深浦町大字北金ケ沢字榊原
• 駐車場:無料駐車場あり
• アクセス:
JR五能線「千畳敷駅」から徒歩すぐ
国道101号線沿いで、ドライブでも立ち寄りやすいロケーション
• 観光列車:リゾートしらかみ停車駅(一部のダイヤのみ停車します)
公式サイト
秋の千畳敷は、夏とはまったく違う顔を見せてくれた
夏に訪れた時は、
午前中の爽やかな日差しが輝く、明るい千畳敷。
でも秋は違いました。
日没前の柔らかな光が岩畳に落ち、
日本海の波音がより深く響き、
「今日の旅も終わるんだなぁ」としみじみ感じる時間。
たった数ヶ月の違いなのに、
同じ場所がこんなにも違って見える。
旅って本当に一期一会ですね。

次回は・・・
次回のブログでは、千畳敷駅で偶然停車していた
快速「リゾートしらかみ・青池」が停車する千畳敷駅についてご紹介します。
これまで私は「橅(ブナ)」と「くまげら」には乗車したことがありますが、
実はこの「青池」だけはまだ未体験。
まさか千畳敷で出会えるなんて・・・
ちょっとした“旅のご褒美”のようでした。
そして「次こそは乗りたい!」と強く思った理由も含め、
旅好きの皆さんと一緒にワクワクを共有できたら嬉しいです。
どうぞお楽しみに。


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