【東北日本海ロングドライブ】鳥海山を下った先に待っていた、海辺の小さな神社との出会い

道の駅

こんにちは、アラカンぼっちトラベラーのヴィオラです。
ここ数日、用事や勉強で少しバタバタしていて、
ちょっとだけお疲れ気味の毎日です。
「いつもそうじゃない?」とツッコまれそうですが、はい、その通り(笑)
そんな中、ようやく新しいドライブ動画が完成しました。
少し遅れてしまいましたが、10月25日(土)に公開しています。
少し長めの旅となりましたので、
コーヒーでも飲みながら、
一緒にドライブしている気分でご覧いただけたら嬉しいです。

⛩️鳥海山を下りたあとに見つけた小さな神社

鳥海山のワインディングロードを走りきり、
心地よい達成感に包まれながら海沿いへとハンドルを切りました。
そろそろ休憩を…と思って立ち寄ったのが、
秋田県にかほ市の「道の駅 象潟(きさかた)ねむの丘」。
ここは県内でも有数の大型道の駅。
「きっと秋田米があるはず!」とワクワクしながら入ってみたところ、
思いがけず出会ったのが・・・才の神神社(さいのかみじんじゃ)でした。
まさか道の駅の敷地内に神社があるなんて!
まるで旅の途中で“呼ばれたような”気持ちになり、足が自然と向かいました。

⛰️古くからの「サエノカミ」信仰

「才の神」は、全国に古くから伝わる道祖神(どうそじん)信仰の一種。
村の入口や分かれ道に祀られ、悪霊や疫病から人々を守る神として崇められてきました。
この神社もその流れを受け継ぐ存在で、
小さな祠ながらも古代からの祈りが息づいているように感じます。
ご利益として伝わるのは:
• 💞 良縁・子宝・夫婦円満
• 🚗 交通安全
• 🍀 健康・災難除け
ドライブ途中の立ち寄りにもぴったりの神社ですね。
「旅の安全を守ってください」と手を合わせると、心がすっと軽くなるようでした。

🔵少し驚いた御神体

後から知ったのですが、この神社の御神体は、
男性器をかたどった木製や石製の形をしているそうです。
最初は少し驚きましたが、
これは古くから生命力や子孫繁栄の象徴として日本各地に伝わる信仰。
“珍スポット”というよりは、命を尊び、自然の恵みに感謝する文化の名残なのだそうです。
そう考えると、とても人間らしく温かい信仰だと感じました。

🌊日本海がすぐそばにある絶景ロケーション

道の駅の裏手に出ると、目の前に広がるのは穏やかな日本海。
水平線の向こうを眺めながら深呼吸すると、
鳥海山を走り抜けたあとの疲れがふっと軽くなりました。
ただ、海岸に少し漂着物が見えたのが少し残念。
それでも、波音と潮風に包まれると、
「自然を大切にしたい」という思いが自然と湧いてきました。
潮の香り、風の音、そして夕暮れの光。
この景色の中で過ごした短い時間が、心に深く刻まれました。

🍽️旅人にやさしい「ねむの丘」

「道の駅 象潟ねむの丘」は、温泉・展望台・レストランが揃う人気スポット。
特に展望台から望む鳥海山と日本海のパノラマは圧巻です。
• 無料駐車場・トイレ完備
• ペット連れでも利用しやすい
• 地元グルメやお土産も豊富
長旅の途中に体を休めるにはぴったりの場所。
心も体もリセットできる・・・まさに旅人のオアシスです。

🍀まとめ

鳥海山のワインディングロードを走り抜けたあと、
思いがけず立ち寄った道の駅で出会った「才の神神社」。
秋田米を探して入ったその場所で、古い信仰と美しい海の景色に触れることができました。
こうした“偶然の発見”こそ、ひとり旅の醍醐味だと改めて感じます。
次に訪れるときは、もう少しゆっくりと海を眺めながら、
「また無事に旅ができますように」と手を合わせたい・・・
そう心から思える、印象深い寄り道でした。

✨道の駅の一角にある「才の神神社」

• 所在地:秋田県にかほ市象潟町大塩越73-1(道の駅 象潟ねむの丘敷地内)
• 現在の祠の設置時期:2004年(平成16年)頃
• 読み方:さいのかみじんじゃ
• 参拝時間:24時間参拝可能(道の駅内)
鳥海山の山々を背景に、小さな祠がひっそりと佇む姿。
華やかさはないけれど、どこか懐かしく、静かな力を感じる場所でした。
旅の途中でふと立ち寄ると、心が落ち着く・・・そんな不思議な空気に包まれています。

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