こんにちは。アラカンぼっちトラベラーのヴィオラです。
実は先日、私がずっと愛用していたモバイルバッテリーが
リコール対象になったという連絡を受けました。
コンパクトで使いやすく、
旅先でも頼りにしていたお気に入りの一台だっただけに、
返品処理をするときは正直、ちょっと寂しい気持ちもありました。
でも、安全には代えられません。
メーカーが丁寧に案内してくれたおかげで、
私自身も発火やそれによる火災のリスクから助けられた!
と思っています。
この経験を通して、「便利さの裏にある危険」や「正しい判断の大切さ」を、
あらためて実感しました。
最近ニュースでも「モバイルバッテリーの発火事故」が話題に上っていますよね。
旅行中や日常生活でもスマホやタブレットを持ち歩く私たちアラカン世代にとって、
これはもう他人事ではありません。
ということで今回は、
モバイルバッテリーの発火事故の原因や防止策を、
私たちにもできる対策を一緒に考えてみましょう。
発火事故、意外と身近です
「電車内で充電中突然煙が出た」「夜中に寝ている間に発火した」など、
モバイルバッテリーを巡る事故は、もはや珍しいものではありません。
スマホは今や年齢を問わず、私たちの暮らしに欠かせない存在です。
だからこそ、旅や外出先ではモバイルバッテリーを使う機会も増えます。
その便利さの裏にリスクがあることを、
私たち自身がしっかり意識しておく必要があります。
なぜ発火するの?主な原因はこの3つ
安全基準を満たしていない製品を使っている
ネット通販や格安品には、PSEマーク(電気用品安全法の基準)が
ついていない製品も流通しています。
見た目は似ていても、中身の安全性には大きな差があります。
過充電や高温状態での放置
「寝る前に充電」が習慣になっている方も多いと思います。
でもこれが意外と危険。
たとえ保護機能(自動的に充電を停止する保護回路)がある製品でも、
経年劣化や不良で機能しない場合もあるのです。
とくに、真夏の車内や直射日光が当たる場所での放置は危険そのもの。
高温環境では、内部構造が破壊され、発煙・発火のリスクが高まります。
落下・衝撃・経年劣化などのダメージ
「見た目は無事だから大丈夫」…ではありません。
バッテリー内部が損傷し、目に見えないところでショートを起こす可能性があります。
また、2〜3年以上使っているバッテリーは、もう交換時期かもしれません。
今日からできる、発火事故を防ぐ3つの対策
信頼できる製品を選ぶ
まずはPSEマークを必ずチェック。
家電量販店や公式メーカーの販売サイトで購入すれば、
安全性はぐっと高まります。
「ちょっと高いけど安心」――それが、大人の選び方ですね。
充電環境を見直す
• 寝ている間の充電を避ける
• クッションの上や布団の中など、熱がこもる場所では充電しない
• 満充電後は、できるだけ充電ケーブルを外す
こうした「ちょっとした習慣の見直し」が、大きな安心につながります。
少しでも異常を感じたら交換
• 焦げたようなにおいがする
• バッテリーが熱を持ちやすい
• 本体が膨らんでいる、または凹んでいる
こういった異常が見られたら、すぐに使用を中止して新しい製品へ。
「まだ使える」は危険のサインかもしれません。
モバイルバッテリーの正しい捨て方
不要になったモバイルバッテリー、ゴミ箱にポイッは絶対NG!
回収車や処理施設での火災につながることもあります。
安全な処分方法
• 家電量販店のリサイクルボックス
• 自治体の「小型家電回収日」
• 通信キャリアショップでの引き取り
※できれば、バッテリー残量を使い切ってから処分するのが理想的です。
安心は、「知っていること」と「選ぶこと」から
旅の途中でスマホの電池が切れる…。
そんなときに頼れるモバイルバッテリー。
でも、便利さの裏に潜むリスクを知っていれば、
もっと安全に付き合えるはずです。
私たちができるのは、
• 信頼できる製品を選ぶこと
• 正しく充電すること
• 異常に気づいて、すぐ対応すること
この3つの意識だけで、事故の多くは未然に防げます。
さいごに:安全も、旅の準備のひとつです
「自由に動けるうちに、美味しいものが食べられるうちに、旅に出よう!」
その思いを叶えるためにも、安全は何よりの土台です。
リコールをきっかけに、
私は“旅の相棒”だったモバイルバッテリーとの付き合い方を見直しました。
皆さんもぜひ、今日からできる見直しをしてみてくださいね。
安心して持ち歩けるバッテリーで、これからも楽しい旅を重ねていきましょう。
コメント