🌸最終回:「そして、新たな旅へ ― 退職の決断、その先にある未来」

旅立ちの話

こんにちは。アラカンぼっちトラベラーのヴィオラです。
今回は、人生の節目をつづった3回連載の最終回。
長く続けてきた仕事を離れ、“新しい旅”へと踏み出すまでのお話です。

前回のお話はこちら

再び職場へ――けれど、心は揺れて・・・

膝の故障からなんとか回復し、
私は職場に復帰することができました。
上司は私の体を気づかって、
膝に負担の少ないポジションへと配慮してくれました。

その温かい気持ちには、感謝の思いしかありませんでした。
けれど一方で、それまで情熱を注いできた責任ある業務から離れたことで、
心のどこかに、ぽっかりと穴が開いたような感覚が残っていました。

「このままで、本当にいいのだろうか?」
そんな小さな疑問が、少しずつ心の中で大きくなっていきました。

迷いの中で見えた、私の答え

「足手まといになっているかもしれない」――
そんな不安を、ある日上司に正直に伝えました。

すると返ってきたのは、
「人手が足りない今、辞められたら困る」
「経験ある人が少ない上、後輩に寄り添えるあなたの存在が必要!」
という、ありがたい引き止めの言葉でした。

心のどこかでは嬉しく思いました。
でも…もう以前のようには動けない自分がいる。
その現実に、次第に気持ちが追いつかなくなっていったのです。

私を育ててくれた先輩たち、
共に支え合った同期、
慕ってくれた後輩たち。
そのすべてが大切で、だからこそ簡単には手放せませんでした。

けれど現実は、身体の状態は悪くなるばかり。

「このまま働き続けたら、ひとり旅もドライブもできなくなるかも…」
そんな恐れが、日に日に私の中で膨らんでいったのです。

そしてある日、職場で何もないところで転んだ瞬間、私は確信しました。
もう、限界だ!

迷い、立ち止まり、何度も考え続けた1年半。
その長い葛藤の末に、私は「退職する」と心を決めました。

旅立ちの日――笑顔と涙に包まれて

退職のことを伝えていたのは、信頼できるほんの数人だけでした。
だからこそ、職場に広まったときの反応は、驚きと戸惑いの連続でした。

でも最後は、みんなが私の決断を受け入れ、笑顔で送り出してくれました。
手を振りながら見送ってくれた方。
言葉にできない思いを、手紙にしてそっと渡してくれた方。
どれも胸に染みて、私は何度も涙をこらえました。

そして静かに、私の最後の出勤日が終わりました。

これからの私へ――心に灯る、小さな光

退職してから数日経った今も、
気持ちの整理が完全についているわけではありません。
でも、不思議と後悔はありません。

これまで支えてくれたすべての人への「ありがとう」を心に刻み、
そして、これからは自分の力で人生をデザインしていく――
そんな小さな決意が、私の中に確かに芽生えています。

“新しい旅”は、すでに始まっています。
このブログを書いている今も、
私は少しずつ次のステージの準備を進めています。

結びに――再出発という名の旅立ちへ

「退職」は終わりではなく、新たな旅のスタート地点。
これからは、もっと自分らしく、もっと自由に。
心から楽しいと思える時間を、大切に重ねていきたい。

これまで見守ってくれたすべての人へ、
心からの感謝をこめて。
私は今、次の一歩を踏み出します。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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