こんにちは、アラカンぼっちトラベラーのヴィオラです。
今回も【東北日本海ロングドライブ】の最終日に立ち寄った、心に残る道の駅をご紹介します。
前回の記事では、奥入瀬渓流を走り抜けた先の風景をお届けしましたが、
そこから車を進めると目の前に広がるのが「道の駅 十和田湖」。
湖畔に寄り添うように建つその姿は、
疲れていなくても思わずハンドルを切って立ち寄りたくなる魅力があります。
十和田湖を一望する贅沢ロケーション
十和田湖は秋田県と青森県にまたがるカルデラ湖。
その湖畔に2024年10月に誕生した新しい道の駅が
「道の駅 十和田湖（ひめますの郷・和井内）」です。
館内から眺める湖はとても穏やかで、
ドライブの最終日ということもあり、しみじみと旅の余韻に浸れる場所でした。
「少し休もうかな」と思って立ち寄っただけなのに、
この景色がまた旅の続きを歩ませてくれる
そんな気持ちにさせてくれます。
主な施設とサービス
🍴 レストラン・飲食コーナー
• 十和田湖を見ながら食事ができる抜群のロケーション
• 小坂町の特産品を使ったメニューが豊富
• ご当地グルメ
• こさかまちかつラーメン（醤油ラーメン×トンカツ）
• ひめます天丼（禁漁解禁後の季節に提供）
• 人気の レイクブルーソフトクリーム（ヨーグルト風味）
🎁 お土産コーナー
• 十和田湖の名産や小坂町の特産品を販売
• 道の駅限定の「湖畔ワイン」「十和田湖ひめます魚醤」など見逃せない商品も
🎬 十和田湖ひめますの郷展示室
• 十和田湖の成り立ちを学べる展示
• ひめます養殖を成功させた 和井内貞行氏の資料展示
• 270度映像で十和田湖を紹介する「ひめますシアター」あり
🌿 屋外テラス
• 湖畔を眺めながらひと休みできる開放的なスペース
👥 和井内貞行・カツ夫妻について
道の駅「十和田湖（ひめますの郷・和井内）」には、
十和田湖の発展に大きく貢献した和井内貞行翁と、
妻・カツ夫人の夫婦像が設置されています。
道の駅の愛称にもなっており、この地を象徴する存在です。
夫妻の主な功績
• ひめます養魚の成功
• 生息していなかったヒメマスの養殖・放流に私財を投じ挑戦。
• 幾度もの失敗を経て成功し、現在の観光と漁業の礎を築きました。
• 十和田湖の発展に尽力
• 観光振興、国立公園指定に向けた活動など、湖の知名度向上に大きく貢献。
• カツ夫人の支え
• 貞行翁の活動を生涯支えた存在。
• 地元ではその温情を称え、「勝漁神社」として祀られたという逸話も残っています。銅像と展示室について
道の駅「十和田湖」は、貞行翁の没後100周年に合わせて夫妻の偉業を後世に伝えるため銅像を建立。
訪れる人々にその功績と夫婦の絆を伝えています。
館内には「十和田湖ひめますの郷展示室」もあり、
夫妻の歴史やひめます養殖の歩みを学ぶことができます。
立ち寄りの際はぜひ見学してみてください。
道の駅「十和田湖」おすすめポイント
- 湖畔の絶景を独り占め
静かな湖面を眺めるだけで、心がすっと軽くなる場所です。 - 歴史を学べる展示室
和井内貞行・カツ夫妻像が迎えてくれる入口も印象的。湖とひめますの深い歴史を知ることができます。 - ここでしか味わえないご当地料理
特に「こさかまちかつラーメン」や季節限定のひめます料理は旅のハイライトになること間違いなしです。
訪れる前に知っておきたい注意点
🚨 ひめます料理は季節限定
ひめますの漁期は 9月1日〜10月20日 が原則。
そのため、ひめます天丼などのメニューは提供時期が限られています。
❄️ 冬季はアクセス注意
十和田湖周辺は積雪量が多いため、冬場は道路状況・営業時間の確認が必須です。
施設情報
所在地：秋田県鹿角郡小坂町十和田湖字生出1番地2
愛称：ひめますの郷・和井内
登録路線：国道454号
オープン：2024年10月12日
物販コーナー：9:00〜17:00（季節変動あり）
レストラン：11:00〜16:00（L.O. 15:30）
休館日：年末年始（原則は年中無休）
駐車場：普通車80台、大型車5台・無料
おわりに
道の駅「十和田湖」は、十和田湖をめぐる旅の途中で“ほっと息をつける場所”でした。
絶景と歴史、そしてご当地グルメがそろった、旅の締めくくりにぴったりのスポットです。
次回のドライブ旅でも、こうした出会いを大切にしながら、また皆さまにお届けしたいと思います。
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