こんにちは、アラカンぼっちトラベラーのヴィオラです。
この週末、ダンナと一緒に福島の飯坂温泉と、
会津の東山温泉までドライブしてきました。
どちらも、あったかいおもてなしに触れて、
思わずほっこり…。いい旅になりました。
この温泉旅のことは、いま連載中の【東北日本海ロングドライブ】が落ち着いたら、
改めてゆっくり書きますね。どうぞお楽しみに。
海辺にぽつんと佇む、小さな無人駅
青池を後にし、
次の目的地・道の駅「ふかうら」へ向かう途中。
ふと目に飛び込んできたのは、
日本海を背にひっそりと佇む
JR五能線「驫木駅(とどろきえき)」 でした。
普段なら素通りしてしまいそうな小さな駅。
けれど、その日は雨上がりの厚い雲に覆われて、
夕暮れなのに光がほとんど差し込まない、
不思議な静けさに包まれていました。
「綺麗な夕焼けは望めそうにないけれど…
せっかく目の前に現れたこの駅、ちょっと寄ってみようかな」
そんな気持ちにさせる、旅ならではの“偶然”の出会いでした。
雨上がりの驫木駅で感じた、ただ静かな時間
ホームに立つと、海風が少し冷たく、空には分厚い雲。
写真映えするような dramatic(ドラマチック)な夕景ではありません。
それでも、
「雲に覆われた夕暮れの驫木駅。ここには静かな時間だけが流れていました。」
そんなナレーションがふと胸に浮かぶくらい、
そこには “何もしない時間” を受け入れてくれる空気がありました。
アラカン世代になると、旅先で「映える景色」だけを求めなくなる瞬間があります。
ただその場に立って、音を聞いて、波の気配を感じて・・・
それだけで十分に満たされる時間がありますよね。
驫木駅は、まさにそんな駅でした。

こんな偶然の寄り道こそ、旅の醍醐味
今回の東北日本海ロングドライブは、
鳥海山から白神山地、そして青池まで、
自然のダイナミックな景色が続く旅でしたが、
その合間に出会った小さな駅が、
こんなに心に残るとは思いませんでした。
「晴れていたらもっと綺麗だったかな」
「夕焼けの日に来たらまた違う表情を見せてくれるんだろうな」
そんな想像をしながら、再訪を約束したくなるような場所。
JR五能線「驫木駅」基本情報
• 所在地:〒038-2324 青森県西津軽郡深浦町驫木
• 路線:JR五能線
• 特徴:海に近いローカル無人駅。ホームから日本海が見える絶景スポット。
• アクセス:国道101号からすぐ、駐車スペースはごく少数(短時間停車向け)
次回予告
次は、閉店間際に駆け込んだ道の駅「ふかうら」について、
お届けします。


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