こんにちは。アラカンぼっちトラベラー、ヴィオラです。
今回は、新潟県の新津駅から福島県の会津若松駅まで、
磐越西線を走る人気の観光列車「SLばんえつ物語」に乗ってきました。
このSL列車、
実は昭和14年に製造されたC57形蒸気機関車が牽引しており、
今も現役で走っているんです。
車体からもうもうと立ち上る黒煙、汽笛の音、そして揺れる客車…。
一歩車内に足を踏み入れると、
そこはまるで昭和にタイムスリップしたかのような世界でした。
木のぬくもりあふれるクラシックな内装や展望ラウンジ、
地元の味が楽しめる売店など、
どれも旅心をくすぐる工夫がいっぱい。
阿賀野川の渓谷を横目に、のんびり流れる風景を楽しんでいると、
自然と心がほどけていくのを感じます。
窓が閉まらない!?予想外のハプニングに煙もくもく…
…と、ここまでは完璧な旅だったのですが、
実はちょっとしたプチパニックが起きました。
それはトンネルに差し掛かる直前のこと。
私の前のボックス席の窓がなんと、開いたまま!
車内アナウンスでは
「トンネルに入る前に窓を閉めてください」
と何度も注意があったのに…。
当然のごとく、車内は煙でもくもく。
思わず「どうして開けっぱなし!?」とプチ怒りモードに。
でもよく見ると、その窓を一生懸命閉めようとしている女性の姿が…。
どうやら窓が固くて、うまく閉められなかったようです。
私は咄嗟に立ち上がり、
彼女と一緒に窓を押さえて何とか閉めることに成功。
顔を見合わせて、2人で思わず苦笑い。
でも、トンネルの中って本当に換気ができないんですね。
しばらくは煤(すす)の匂いとともに…。
マスクもビニール袋も真っ黒に。
今となっては笑い話ですが、あの時はなかなかスリリングで、
これはこれで、忘れられない思い出になりました。
次回は動画で!SL旅の臨場感をお届け予定です
現在、このSLばんえつ物語の乗車体験を動画にまとめているところです。
編集作業に少し時間がかかっていますが、
YouTubeで公開しましたら、またブログでもしっかりご報告しますね。
蒸気機関車の旅って、予想以上にドラマが詰まっていて、
どこか人生のようにも感じました。
アラカン世代の皆さんにも、ぜひ一度味わっていただきたい特別な列車旅です。
どうか首を長くしてお待ちいただけたら嬉しいです!
参考サイト
のってたのしい列車 ポータル>SLばんえつ物語:JR東日本
SLばんえつ物語号 – 阿賀町観光協会 公式info
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